感情の考察、日常の幸福

読んだからとて奇跡は起きないけれど、自分の心に素直になれたり、日常の細やかな幸せに気がつくことができたりするような、そんなブログを目指しています。

理論

ありがとうを言えない時

なんとなく、他の人の参考にもなるかなと思って書く。 先日娘が浮かない顔をしていた。 何があったか聞くと、幼稚園での出来事が原因だった。 娘の幼稚園では、当番制度があり、お当番さんは諸々のお手伝いをする。 たとえば机を拭いたり、消毒液をスプレー…

「怒り」の言語化

5歳の娘は繊細で、たまに予想もしてこない事で怒ることがある。 そういう時、私は彼女が何に対して腹が立ったのかを言語化するように試みるのだが、 この方法が他の方にも参考になるかな?と思ったので書いてみる。 ----------------- 先日も娘がまた、予想…

感受性が強い子を育てて 2

前回感受性が強い子を育てて 1 - 感情の考察、日常の幸福に引き続き、感受性が強い娘を育てるにあたって、どうして感受性の強い子が『ワガママ』に見えてしまうかの話や、自分なりの子供との付き合い方について語る。 ☆「できない」を「やだ!」と言う これ…

感受性が強い子を育てて 1

感受性の強い子供を育てることは、正直すごく大変だ。 あなたの子供がもし感受性が強いならば、きっとあなたも大変な思いをしているのではないだろうか。 私自身、小さい頃は感受性の強い子供だった。 些細なことで機嫌が悪くなり、そのことで母から咎められ…

[理論]幸福感に気づきやすくなる方法

前回の記事[エッセイ]"幸福"と"幸運" - 感情の考察、日常の幸福で、偽スピリチュアルやマルチ商法などにハマりやすい人達は、自分の感覚を研ぎ澄まして、自分が何に幸福を感じているかを知るのが必要・・・と書いた。 何故かと言えば、幸福感というのは、…

[理論]負の感情の扱い方《イライラ・モヤモヤ編》

今回お話しするのは、「イライラやモヤモヤ」についてです。 今まで「怒り」や「悲しみ」については書いてきましたが、「怒りや悲しみ」と呼べるほどではないけれど、なーんだかイライラモヤモヤしてしまう時ってありますよね。 そんな時にオススメの対処法…

[理論]負の感情の扱い方《恨み編》

負の感情の扱い方、今回は「恨み」についてです。 恨み・・なんだか字面だけでおどろおどろしい感じがしますよね。 恨みの感情が出てくる時というのは、根底に「強い悲しみ」があると私は思っています。 そして、その悲しみがどういう種類のものかと言えば・…

[理論]負の感情の扱い方《妬み編》

今回取り上げる感情は「妬み」です。 妬み、とは 自分にないものを持っていそうな相手を見た時に、湧く感情ですね。 私も、美しい人やお金持ちな人を見ると、つい「いいなあ〜」と思ってしまうことがあります。 それが、「いいなあ〜」で止まってくれていた…

[理論]負の感情の扱い方《恐怖と不安編》

最近エッセイばかり書いていたので、理論の更新は久しぶりになります。 今回解説するのは、「恐怖」に関してです。 恐怖、といえば 「天災」や「犯罪被害」や「害虫」「幽霊」などを考えたときなどに、湧く感情ですよね。 「自分の身や心を守りたくて湧く感…

[理論]対人関係のトラブルで心がけていること

これは前回の理論[理論]負の感情の扱い方《怒り編》 - 感情の考察、日常の幸福 の話の続き(スピンオフ?)です。 前回、怒りを感じる時は8割ぐらいは自分に原因があることが多い・・って話をしたのですが、 たまに、どう考えても相手に問題があるような場合…

[理論]負の感情の扱い方《怒り編》

さて、前回の理論のお話からかなり日が経ってしまいましたが、今回は「怒り」についての考察をしてみます。 私は「怒り」というものは、 「心が満たされない時、その悲しみから身を守るために生まれる感情」 であると思っています。 激しい怒りを感じる時ほ…

[理論]負の感情の扱い方《悲しみ編》

このテーマでは、負の感情が生じた時、どのように対処するのがおすすめかを書いていきます。 さて、今回のテーマは「悲しみ」ですが、 悲しみ、というのは全ての負の感情の根源にあるものではないかと思います。 悲しみの難しいところは、感じるのにそれ相応…

[理論]負の感情の扱い方《基本編》

さて、私は[理論]の中で、「感情はどんなものであっても、感じた方が良い」という話をしているのですが、 それが例えば「怒り」や「妬み」といった、誰かに攻撃的になってしまう感情の場合、どうすればいいのでしょうか。 「私はあの子に腹が立っている」 …

[理論]悪用されやすい「感情」

前回の[理論]の項目では、感情の受け止め方について説明しました。 さて、ここで気をつけて欲しい点があります。 それは、「感情」を受け止めると、すごく楽に感じます。 だからこそ、それを悪用する人たちも存在する、ということです。 ここは、以前の話…

[理論]感情を認める、ということ

さて、感情は認めた方が良い、と私は書いていますが、 それでは、感情を認めるということは、一体どういうことでしょう? それは、自分は「こんな感情をもっている」と自覚することです。 悲しい時には、「ああ私は今、悲しいんだな」と 嬉しい時には、「あ…

[理論]感情と思考の見分け方

前回の記事で、感情と思考との違いについて話したのですが、 では、今自分の中に浮かぶ気持ちや意思が、感情なのか思考なのかは、どうやって見分ければ良いのでしょう? まずは順に、その特徴を見ていきましょう ★感情 感情は、心から自然と湧き上がるもので…

[理論]感情と思考の違い

人が、感情を否定してしまう理由に、「思考との違いを知らない」というものがあります。 それではそもそも、感情と思考の違いとはなんでしょう? その前に、人は認知において、このようなステップを踏むと、私は考えています。 例えば、失恋した女性がいると…

[理論]感情は、変えられない

感情、この厄介なもの。 この感情のせいで、私たちは認知を歪められる。 嬉しい時は、周りのものが善に見え、 悲しい時は、周りのものが悪に見える。 感情があるがゆえに、物事に色眼鏡をかけて見てしまう。 そうしてその色眼鏡のせいで、客観的な視点を見失…