感情の考察、日常の幸福

読んだからとて奇跡は起きないけれど、自分の心に素直になれたり、日常の細やかな幸せに気がつくことができたりするような、そんなブログを目指しています。

子育てで感じたこと

「怒り」の言語化

5歳の娘は繊細で、たまに予想もしてこない事で怒ることがある。 そういう時、私は彼女が何に対して腹が立ったのかを言語化するように試みるのだが、 この方法が他の方にも参考になるかな?と思ったので書いてみる。 ----------------- 先日も娘がまた、予想…

ステップ・バイ・ステップ

「ありがとう」を言うのが苦手な子供だった。 母から「ホラ、ありがとうと言いなさい」と言われても、なかなか勇気が出なかった。 ありがとうを言うことは、自分の心の一番脆い部分を曝け出すことのような気がした。 そんな私を母は"困った子"とでも言うよう…

「やめて」と伝えること

幼稚園年中の娘には、クラスに嫌いな子がいるらしい。 仮にその子をAちゃんとするが、Aちゃんは自分が使いたいおもちゃを娘が使っていると「使い過ぎだよ」と奪っていったり(使っている数は決して多くないのに)、 娘が良かれと思って「〇〇したら?」と助…

感受性が強い子を育てて 2

前回感受性が強い子を育てて 1 - 感情の考察、日常の幸福に引き続き、感受性が強い娘を育てるにあたって、どうして感受性の強い子が『ワガママ』に見えてしまうかの話や、自分なりの子供との付き合い方について語る。 ☆「できない」を「やだ!」と言う これ…

感受性が強い子を育てて 1

感受性の強い子供を育てることは、正直すごく大変だ。 あなたの子供がもし感受性が強いならば、きっとあなたも大変な思いをしているのではないだろうか。 私自身、小さい頃は感受性の強い子供だった。 些細なことで機嫌が悪くなり、そのことで母から咎められ…

[子育てで感じたこと]君の頭の片隅で、聞こえてくる声はなんだろう

これは娘と私の、幼稚園登園をめぐる10ヶ月間の格闘?の物語である。 もしかすると、私と同じような子供のいる方だけではなく、今学校や会社に行くときや何かをするときに憂鬱になって体が動かなくなってしまう大人の方にも参考になる話かもしれないので、読…

[子育てで感じたこと]心の中に、内なる怪物を隠す

最近、自分の心の動きが面白く感じたことがあったので書いておくことにする。 4歳の娘は幼稚園へ毎朝バスで登園しているのだが、先日バスの時間に2分ほど遅れてしまった。 理由は簡単、朝の準備に時間がかかったからだ。 そもそも、我が家は毎朝ギリギリに到…

[子育てで感じたこと]『知らないことは叱らない』

私が小さい頃、嫌だったことは『知らないでしたことを叱られること』だった。 私は悪気なく、ダメだと知らずにしたことを母に叱られた時、どうしようもない理不尽さを感じたものだ。 それは母の中では『言わなくてもわかるであろう常識』であったのだろうが…